葛藤。
2002年5月16日朝、ママとケンカした。
原因はあたしの履歴書。
研究内容のところに在日イスラム教徒の共生について・・・・とかいてあったからだ。
「こんなの書かない約束でしょ???」
「じゃあ、嘘書くの?何書くの?」
ゼミ、頑張ってきた。
それの何がいけない。
あたしは真剣に研究してきた。
別に経済だけが法学だけが社会を支えてるわけじゃない。
文化は一人一人の捕らえ方も違うし、定義ができない分曖昧だ。そこが面白い。曖昧だからって放置するんじゃなくて、もっとつきつめるべきだ。
ママはイスラム教徒ってあたりに納得がいかないらしい。
アラビア語とって、中東行って、今のゼミにはいって何を今更と思った。
それに、なぜK●Bを受けようと思ったか。
去年、地元でコーラン破り捨て事件があった。
地元での報道の様子などをみたが、すっごく
偏ってた。すごく日本人的な見方しかしてなかった。
それが嫌だった。今も在日イスラム教徒との溝は放置されたまま。だから、そういったドキュメンタリー番組をつくって人々に「気づき」を与えたい。
ジャーナリストは政治や社会を直接的に変えるとこはできない。でも、気づきを与えるという変化の起爆剤を投げかけることはできる。
それをしたい。だから、この局を受ける。
もし、ここに勤めたらあたしは、そういうことをやる。
そう母親にいった。
第一そこでやりたいことがないのにわざわざ地元まで受けに行くつもりは無い。
地元には、放送局だから、一番世間体が保てる・・・なんて理由で受けにくる人間がごまんといる。実際、今採用している側にもそんな人間が多い、とこの間ディレクターさんから聞いた。
そんなモチベーションの低いところには行きたくない。アナ試験はアナになりたい人が本気で受けにくる。しかし、それ以外はそうでもない。あのディレクターさんがいなかったら完全に受けてなかっただろう。
母親はずっと地元にいてそういう価値観の中で育ったから仕方ないと思う。
実際、地元では一応エリートの部類に入る電力会社の話も持ってきた。英語ができる人がほしいみたいよって。自分のスキルを生かせるのはいいことだと一瞬思ったけど、別にそこでやりたいことはなかったし、英語なんて皆勉強すれば別にあたしじゃなくてもできる。英語だけを求めるのなら通訳でもなんでも雇えばいい。そう思ってコネの話は辞退した。
すごい葛藤、静かな興奮の中試験会場に行くと
友達がゴロゴロ・・・・。プチ同窓会状態。
そりゃそうかもだけど。
友達としては好きだ、皆。
でも、やっぱり、話をしていて一緒に働きたいとは思えなかった。
しかも、試験はどうも地元の学習塾がつくったっぽい内容丸出し。この試験問題からするとお勉強ができる子が欲しい・・・といった感じがした。
理屈ぬきでだいすきだったはずの地元、
のんびり暮らすにはいいけど
仕事したいところではないってはっきり解った。
ふっきれたような、少し寂しいような。
前向きな気持ちでD●Rの履歴書を書いた。
原因はあたしの履歴書。
研究内容のところに在日イスラム教徒の共生について・・・・とかいてあったからだ。
「こんなの書かない約束でしょ???」
「じゃあ、嘘書くの?何書くの?」
ゼミ、頑張ってきた。
それの何がいけない。
あたしは真剣に研究してきた。
別に経済だけが法学だけが社会を支えてるわけじゃない。
文化は一人一人の捕らえ方も違うし、定義ができない分曖昧だ。そこが面白い。曖昧だからって放置するんじゃなくて、もっとつきつめるべきだ。
ママはイスラム教徒ってあたりに納得がいかないらしい。
アラビア語とって、中東行って、今のゼミにはいって何を今更と思った。
それに、なぜK●Bを受けようと思ったか。
去年、地元でコーラン破り捨て事件があった。
地元での報道の様子などをみたが、すっごく
偏ってた。すごく日本人的な見方しかしてなかった。
それが嫌だった。今も在日イスラム教徒との溝は放置されたまま。だから、そういったドキュメンタリー番組をつくって人々に「気づき」を与えたい。
ジャーナリストは政治や社会を直接的に変えるとこはできない。でも、気づきを与えるという変化の起爆剤を投げかけることはできる。
それをしたい。だから、この局を受ける。
もし、ここに勤めたらあたしは、そういうことをやる。
そう母親にいった。
第一そこでやりたいことがないのにわざわざ地元まで受けに行くつもりは無い。
地元には、放送局だから、一番世間体が保てる・・・なんて理由で受けにくる人間がごまんといる。実際、今採用している側にもそんな人間が多い、とこの間ディレクターさんから聞いた。
そんなモチベーションの低いところには行きたくない。アナ試験はアナになりたい人が本気で受けにくる。しかし、それ以外はそうでもない。あのディレクターさんがいなかったら完全に受けてなかっただろう。
母親はずっと地元にいてそういう価値観の中で育ったから仕方ないと思う。
実際、地元では一応エリートの部類に入る電力会社の話も持ってきた。英語ができる人がほしいみたいよって。自分のスキルを生かせるのはいいことだと一瞬思ったけど、別にそこでやりたいことはなかったし、英語なんて皆勉強すれば別にあたしじゃなくてもできる。英語だけを求めるのなら通訳でもなんでも雇えばいい。そう思ってコネの話は辞退した。
すごい葛藤、静かな興奮の中試験会場に行くと
友達がゴロゴロ・・・・。プチ同窓会状態。
そりゃそうかもだけど。
友達としては好きだ、皆。
でも、やっぱり、話をしていて一緒に働きたいとは思えなかった。
しかも、試験はどうも地元の学習塾がつくったっぽい内容丸出し。この試験問題からするとお勉強ができる子が欲しい・・・といった感じがした。
理屈ぬきでだいすきだったはずの地元、
のんびり暮らすにはいいけど
仕事したいところではないってはっきり解った。
ふっきれたような、少し寂しいような。
前向きな気持ちでD●Rの履歴書を書いた。
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